出荷台数からみると関東の自動販売機はICカード対応のものが多く、その反面関西では駅周辺以外はほとんど現金のみでの販売です。これは地域性にもよりますが、関西ではICカードの普及率がまだまだ低いためです。飲料メーカーも現在は設置希望者からの要望がない限り現金のみの自動販売機を一般的には設置しています。
昔の自動販売機は飲料を提供するのみでしたが、最近ではアイスクリームやおでん、外国人観光客向けに観光グッズなどの販売もあり多種多様です。自動販売機がこれほど普及している国は日本以外にはありません。海外では学校内や人目につく場所にしかありません。また、釣り銭の間違いやひどい場合には他国の硬貨がでる場合もあります。日本の自動販売機が普及した理由は正確性と治安の良さが原因ではないでしょうか。