近年話題になっているものの一つに、冷凍ラーメンの自販機が挙げられます。
SNS界隈では特に話題になっていて、駅前などにも登場しています。
具体例をあげると、大田区の丸山製麺から設置されたヌードルツアーズと呼ばれるものがあります。
全国で30ヶ所以上現在設置されていて、2022年度末までには、100箇所の設置を目指していると言われています。
ラーメン自販機には4種類のラーメンと1種類の餃子が設定されていて、値段はどれも一律1000円です。
かなり大きなパッケージで、そして冷凍などなので冷たいラーメンのパックが取り出し口に落ちてきます。
冷凍麺であるためできるだけ早く自宅に帰り、冷凍庫などに保管する必要があるでしょう。
中身は麺とスープ、具材と液体スープが入っていて、汁は粉末や液体スープなどとは異なり、本物の汁が冷凍されているので、これを湯煎して作ります。
鶏がらベースに魚介出汁の旨味のきいた芳醇な甘みであり、まろやかな味わいです。
汁とは別のお湯で冷凍麺を茹でると、シコシコの食感ながらも、まろやかな口当たりの麺を味わうことができます。
これはまさに生麺の食感とも言えるでしょう。
炙り焼豚は厚さ5mmほどの大型のもので、やはりインスタントとは異なるお店の味とも言えるでしょう。
その他にもメンマやのりなども入っています。
一見すると一杯1000円のラーメンはやや高いと感じる人も多いかもしれませんが、インスタントラーメンなどでは感じることのできない本場に近いラーメンを味わえることは、特にラーメン好きにとってはこの上ない喜びと言えます。