自動販売機の価格には定価だけではなく、運用のための条件が付加されて最終的な取り引きの値段に締結されます。たとえば場所を貸すだけで運営にはタッチせずに、条件改定を2年に1回行う契約ならば実質負担ゼロです。その上で契約条件によって電気料金の負担はありませんし、売り上げからパーセンテージをもらえます。
逆に自販機を購入したい場合には、既存の量産型で60万円から120万円程度の幅で購入が可能です。多くの場合はメンテナンスを含めて運用するのでリース費用を支払い、月極めでレンタルすることが多くなります。運用費用に対して売り上げが勝れば利益が出ますし、逆に売れなければ赤字になってしまうだけではなく場所を使ったり電気代の負担も発生するので損です。まずはどれほどの売り上げを上げられるのかの試算が必要であり、人通りの多さや近くに住宅があることや学校などが近くに合ったり、工場があるなどの条件を加味してコスト計算をしなければなりません。
企業などでは買取でもリース契約でも、既存の自販機にラッピング加工を施してオリジナルカラーやキャラクターの印刷、アピールをすることもあります。デザインによって異なりますがプラス20万円程度から50万円程度の幅で、自販機のデザインや仕様をカスタマイズすることが出来るのです。会社の前に自販機を設置すれば目印に使えたり、お客様のキャッチにも使える宣伝効果を生むことになります。自販機の値段はこのようにリースと買取によって異なるのです。